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高専模試は受けるべき?費用・時期・E判定の見方を親目線で解説
高専受験体験記 📅 ✏️ めぐりん

高専模試は受けるべき?費用・時期・E判定の見方を親目線で解説

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「高専の模試って、受けた方がいいんですか?」

娘の受験が本格化した頃、私はずっとこの疑問を抱えていました。

普通の模試と何が違うのか。お金はかかるのか。E判定が出たら、もう終わりなのか——。

何も分からないまま、とりあえず申し込んだ最初の模試。娘は数学で30点も取れなかった。正直、ここからどうなるんだろうと思いました。

でもその結果を見たとき、「ああ、こういうことか」とやっと分かったことがありました。

模試は”受かる・落ちる”を決めるものじゃない。残り時間で何をするかを決めるための材料だ。

この記事では、実際に娘の受験を伴走した母として、高専模試について知っておいてほしいことをまとめます。



1. 高専模試とは?普通の模試と何が違う?

普通の模試(学校で受けるやつ)と何が違うの?——というところから始めます。

中学生が学校で受ける模試のほとんどは、公立高校を想定した出題傾向で作られています。

でも高専の入試問題は、公立高校とはかなり出題傾向が異なります。

特に言われるのは——

  • 中3後期(三平方の定理・二次関数など)が多めに出る傾向
  • 数学・理科の応用力が重視される
  • 全問マークシート(記述なし)
  • リスニングなし(英語も含め、すべて筆記問題)
  • 学校によっては傾斜配点を採用している

こういった高専特有の傾向を踏まえて作られているのが「高専模試」です。

高専受験の文脈でよく名前を聞くのが、全国高専模試(ナレッジスター主催)飛高専国立高専模試(飛高専塾主催) です。どちらも高専受験に特化して設計されています。

ナレッジスター模試 vs 飛高専模試 比較

項目ナレッジスター飛高専塾
費用(塾生)無料(年5回)無料
費用(外部生)5,000円/回5,500円/回
外部・全回パック20,000円(約20%割引)
受験方式自宅(通常)+現地会場(回による)オンライン+広島会場
受験者規模第3回:1,000人以上/第4回(2025年):1,200人以上非公開
全国対応全58高専から受験実績ありオンラインで全国対応
公式サイトknow-star.comhikousenjuku.com

どちらも高専入試に特化した問題設計です。判定や分析内容はサービスごとに異なるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。我が家はナレッジスターで受験しましたが、どちらが合うかはお子さんと相談して決めるのがよいと思います。

※ 料金・開催回数・判定内容は年度や募集時期で変わる可能性があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。


2. 高専模試はいつ受けるべき?中3で受ける時期の目安

受けるタイミングの目安

  • 夏(8月) スタートラインの把握。今の学力がどのくらいか確認する
  • 秋(9〜10月) 勉強の成果が出ているか確認。弱点の洗い出し
  • 冬(11〜1月) 本番前の最終チェック。体調・メンタルも含めて調整

ナレッジスターの全国高専模試は年5回開催されています。できれば複数回受けることで、変化が見えてきます。

我が家の判定推移(正直に書きます)

時期結果母の受け止め
無料お試し回8月ごろ数学30点以下さすがに焦った
1回目(有料)9月D判定「まだ伸び代ある」と前向きに
2回目10月B判定「意外だ…!」と驚いた
3回目11月C判定慌ただしくなってきた時期
4回目12月C判定体調・メンタルを整えることを優先
5回目1月E判定正直、膝が震えた
本番2月合格

この推移を見て、ひとつはっきり分かることがあります。

判定は、受けたタイミングの”スナップショット”。最終結果を決めるものではありません。

10月のB判定は、ちょうど定期テストの範囲が重なった回で、文系科目の点数が良かったこともあり「たまたまの結果だった」と娘も冷静に見ていました。1月のE判定は、推薦入試の準備・私立の併願・慌ただしい環境が重なって、勉強に集中しにくかった時期のもの。「実力が落ちた」というより、環境の慌ただしさが原因だったと今は思います。

それでも娘は合格しました。


3. 高専模試の費用はいくら?

詳細はナレッジスター公式サイトでご確認ください。

対象費用
ナレッジスター塾生無料(年5回すべて)
塾生以外(外部受験)1回 5,000円(税込)
外部受験・全5回パック20,000円(約20%割引)

塾に入っていない場合でも、外部受験として参加できます。1回5,000円なので、まず1〜2回受けてみることも十分可能です。

自宅受験と現地受験

  • 通常:自宅受験(PDFで問題が届き、自宅で受験)
  • 回によって:現地受験あり(全国の高専会場で受験できる)

現地受験は、本番と同じ高専の教室で受けられる貴重な機会です。会場は茨城・長野・釧路など、回によって異なります。定員があるため、早めに確認を。詳細はナレッジスター公式サイトで要確認です。

志望校の選択について

模試では複数の志望校を選んで判定を出せます(選択校数はナレッジスターの公式サイトでご確認ください)。

高専によって傾斜配点の倍率・対象科目が異なるため、志望校ごとの順位が出る模試を受けることで、より正確な自分の立ち位置が把握できます。


4. 高専模試で分かること

模試を受けると何が分かるか。我が家が「ここは役立った」と感じたのは3つです。

① 今の学力ポジション

同じ高専を目指す受験生の中で、自分の子が「今どの位置にいるか」を客観的に知れます。親から見た感覚的な評価ではなく、数字として見えるのが模試の価値です。

② 科目ごとの強みと弱点

合計点だけでなく、科目別・分野別の分析ができます。「数学は取れているけど三平方が穴」「英語の長文が課題」など、次に何をすればいいかが見えます。

③ 残り時間の使い方が決まる

受験まであと何ヶ月という逆算の中で、「今一番やるべきこと」が絞れます。模試の前後で塾の先生と相談すると、具体的なアクションが出てきやすいです。


5. E判定・D判定が出たときの考え方

1月にE判定が出たとき、正直、私は膝が震えました。

でも娘は合格しました。

今だから言えることを書きます。

E判定は「今時点の写真」。未来の写真ではありません。

E判定が出ても、慌てないでください。

大切なのは「なぜ今の判定なのか」を冷静に見ること。勉強時間が足りていなかったのか、苦手単元が集中しているのか、それとも精神的に不安定な時期だったのか——原因によって、対応が変わります。

めぐりん めぐりん

「判定は今日の状態。ここから何をするかが全てだ」——そう思うようにしてから、少しだけ気持ちが楽になりました。

E判定から逆転合格した娘の記録と、親の声かけについては、高専受験でE判定から逆転合格へに詳しく書きました。


6. 英語対策を早めにやっておけばよかった(一番の反省)

これは今だから正直に書けることです。

娘は数学が難しいと感じていたので、どうしても数学に力を入れすぎてしまいました。対策するごとに数学の点数は少しずつ伸びて、平均点よりぐっと高くなれた時期もありました。それが嬉しくて、さらに数学に時間をかけてしまった。

でも成績が落ちていったときに気づいたのです。英語など文系科目が手薄になっていたことが原因だったと。

高専英語の特徴を知っておく

  • リスニングなし、筆記のみ
  • 長文読解が配点の中心
  • 並び替え問題は差がつく重要ポイント(できる人は9割近く取れる)

専門家が解説する「高専英語の勉強法」

どこから手をつければいいか分からない方に、みんなの高専チャンネルの解説動画が参考になります。

まず手に取るべき1冊

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7. 高専模試を受ける前に親が準備しておくこと

  • 志望校の配点・出題傾向を事前に確認する(各高専の公式サイトや過去問で確認)
  • 当日の体調を整える(模試は本番と同じプレッシャー。早寝早起きで臨む)
  • 結果を見たときの自分の反応を決めておく(ネガティブな言葉を出さない、と事前に決める)
  • 塾と結果を共有するセットアップをしておく(入塾前なら無料相談時に持参する)

親の準備の中で、実は一番大切なのは最後の「自分の反応を決めておく」だと思っています。

子供は親の顔をよく見ています。結果に動揺した顔を見せると、それがそのまま子供のメンタルに伝わります。


8. まとめ:模試は合否判定ではなく、作戦を立てる材料

娘の模試の判定推移は、D→B→C→C→E→合格 でした。

判定だけを追っていたら、途中で諦めていたかもしれません。

でも模試の結果を「作戦立て」に使い続けたことで、残り時間の使い方を何度も調整できた。

「模試=受かるか落ちるかの宣告」ではなく、「今何をすべきかを教えてくれる羅針盤」——これが、受験を終えた今の正直な感覚です。

めぐりん めぐりん

判定に一喜一憂しても仕方ない。それより、次の一手を決める材料にする。これに気づいてから、模試の後の我が家の空気が変わりました。


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