🍊高専女子の親子ブログ

大森元貴さんは不登校だった?本人が語った別室登校と母の話
不登校からの高専受験 📅 ✏️ めぐりん

大森元貴さんは不登校だった?本人が語った別室登校と母の話

※ 本記事には広告・PRを含むリンクがあります。

私は、Mrs. GREEN APPLEのファンです。

そして高専生の母として不登校のことを調べるうちに、ボーカルの大森元貴さんが中学時代の不登校経験を、自身のラジオで繰り返し語っていることを知りました。

答えを先に言うと——大森さん本人が「僕もやっぱり不登校経験あるんで」とラジオで語っています。 教室ではなく別室で勉強した日もあった、とも。

この記事は、大森さんが公の場で話した言葉だけを集めて、不登校の子を持つ保護者の目線で読み直したものです。憶測や、本人が話していないことは書きません。ファンとしても、それが礼儀だと思うからです。


1️⃣ 「1回休むと、段々行き辛くなる」——本人の言葉

大森さんは2018年、TOKYO FMの「SCHOOL OF LOCK!」でこう話しています。

「僕もやっぱり不登校経験あるんで、1回休んじゃうとさあ、段々行き辛くなっちゃうよね?」 「なんていうの、教室じゃない別室とかでさ、勉強する日もあったり俺はした訳。」 (SCHOOL OF LOCK!・2018年5月2日放送

注目してほしいのは「別室」という言葉です。教室には入れない。でも学校とのつながりが完全に切れたわけでもない。教室と家のあいだにある中間の居場所で過ごした日々があった——データ記事で紹介した「家→別室・保健室→教室」という階段の、まさに真ん中の段です。

そして「1回休むと行き辛くなる」という感覚。これは統計でも裏付けられていて、不登校の中学生の6割は年間90日以上の欠席に至ります。気合いの問題ではなく、多くの子に起きる自然な心の動きだと、本人の言葉が教えてくれます。


2️⃣ 音楽との出会い|「もうこれで行くんだ」

大森さんが音楽にのめり込んだきっかけを、本人はこう語っています。

「小学6年生のときにバンドを組んだんです。自分だけの誇れるものがこれといってなく、承認欲求みたいなものを満たせなくて悶々としていたんですよね」 (Billboard JAPAN・2024年3月

内気で、フラストレーションを溜めがちだった子が、音楽という**「自分だけの誇れるもの」に出会う。小学校の卒業式では自作のオリジナル曲を披露し、「もうこれで行くんだ!」**と音楽の道を決めたことを、後の取材で明かしています(モデルプレス・2024年12月)。中学時代は不登校がちになりながらも、作詞作曲に打ち込み続けました。

その後の歩みは、ご存じの通りです。2013年にMrs. GREEN APPLEを結成(ギターの若井滉斗さんは中学の同級生)、2015年にメジャーデビュー。いまや日本を代表するバンドになりました。


3️⃣ お母さんの話|「不安もありながらも、応援してくれてた」

保護者の方に、いちばん読んでほしいのはここです。

2025年1月放送のSCHOOL OF LOCK!で、お子さんの不登校に悩む親御さんからの相談に、大森さんはこう答えています。

「うちの母は、心配してましたけど相当理解があって、純粋に不安もありながらも応援してくれてた」 「母はそういった形で僕に寄り添っていてくれた気がします」 (モデルプレス・2025年1月配信

不安が消えたわけじゃない。不安なまま、寄り添った。 それが、本人の記憶に「支え」として残っています。

一方で、家族が一枚岩だったわけでもありません。お兄さんには「なんで学校に行っていないんだ」と厳しく言われたことも本人が明かしています。そのとき大森さんが選んだのは、口で説明することではなく——

「自分は形にするが一番早いと思って、楽曲を作り続けて、兄をライブに呼んで……。そういうことで、ちょっとずつ理解を得ていきました」 (TOKYO FM+

めぐりん めぐりん

データ記事で紹介した通り、不登校を経験した人が「支えになった」と挙げる1位は**家族(42.3%)**です。大森さんのお母さんは、その統計を一人の人生で体現しているように思えます。「不安を消してから支える」のではなく、不安ごと隣にいる。私たち親にできるのは、たぶんそれなんですよね。


4️⃣ 本人が、あえて釘を刺していること

この記事を美談で終わらせないために、大森さん自身の言葉をもうひとつ。

「結果論的に美談で話せていますけど、なかなか理解してもらえないことだなって思うし」 「今だから言えるけど『学校に行く発想になれ!』って思っています」 (TOKYO FM+・2025年配信

自分の話は結果論だ、誰にでも当てはまる成功法則じゃない——成功した本人が、いちばん冷静にそう言っています。「好きなことがあるっていうのは本当に素敵なこと」としつつ、応援の仕方は「そこをシビアにご家族が判断すればいいんじゃないか」とも語っています(モデルプレス)。

学校に行かない時間が、大森さんには作曲の時間になりました。でも全員がそうなるわけではない。だからこの記事も「学校に行かなくていい」とは言いません。言えるのは、教室に行けない時期があっても、その子の人生の価値は1ミリも減らないということだけです。


5️⃣ いま、しんどい子へ——本人からのエール

最後に、卒業を控えた10代に向けて大森さんが送った言葉を。

「当時の中学生、高校生は、もしかしたら(学生生活が)全潰れしてる可能性もありますからね。でも、潰れたわけじゃなくて、大人になってみて『ああだったね、こうだったね』っていうのが、その人の特別な思い出なんだろうけども」

若井さんの「あるぜ!」という合いの手を挟んで、こう続けます。

「まだまだ楽しいことがきっとありますからね!」 (TOKYO FM+・2026年3月配信


まとめ

めぐりん めぐりん

最後に、ファンとしてひとつだけ。私がいちばん好きな曲は「僕のこと」です。私はあの歌に、こう教えてもらいました——今は辛くても、大人になれば「そんなこともあったな」と思える日が来る。幸せだと思える今日が、ちゃんと来る。狭いようで広いこの世界で、あなたは一人じゃない。支えてくれる人や環境が、きっとある。

大森さんが10代に贈った言葉とも、「今の生活に満足」6割というデータとも、同じことを言っている気がするんです🌷


📚 出典(すべて本人の発言・公式情報)

※本記事は、大森元貴さんがラジオ・インタビュー等の公の場でご自身について語った内容のみをもとに構成しています。ご本人が公表していない事柄には触れていません。


🔗 次に読みたい記事

✔ あわせて読みたい 不登校は人生終わり?国の追跡データで見るその後 「不登校で人生終わりかも」と不安な夜に。高校進学率85.1%、高校を続けた人88.3%、生活満足度60.7%など、国の追跡調査からその後の進学・生活と支援の選択肢を母目線で整理します。